皆さまこんにちは、IR&コーポレートストラテジー部長の田原です。
先週金曜日の6/14に、当社CEOのクリス・カーギルがBioCentury社のPodcastに出演し、ドラッグラグ・ロスの状況を含めた日本の製薬産業や対する課題や、当社がその課題に取り組むことの意義について話しました。
ポッドキャストを聞くにはこちら(英語のみ。9分12秒~)
BioCentury社は、世界中の製薬企業の経営者や機関投資家などに医薬品産業の最新情報を発信している会社で、週1-2回のポッドキャストでは主要学会のハイライトなど、様々な情報を発信しています。
今回のポッドキャストでの当社パートについて、かいつまんでご紹介いたします。
- 今月米国サンディエゴで開催されたBIO International Convention(製薬産業の大きなビジネス会議)では、APAC、特に日本や韓国の注目度が高まっていると感じた。日本はいまだに大きな市場を持っており、米国でのバイオテック企業も日本でのビジネスについて意欲的であると感じた
- 日本は大学などの学術研究の質の高さは知られていて、KOL(Key Opinion Leader)へのアクセスもいいことから、臨床試験を行うための環境は整っている
- 一方で、欧米での承認薬のうち70%近くが日本において未承認であり、ドラッグラグ・ドラッグロスが問題となっている。そのため、この状況を改善しようと官民でいろいろな施策が実行されつつある
- 当社は、今後数年間で欧米発のパイプラインを導入し、日本の患者さまにイノベーションを届けていきたいと考えている。その一環として、当社はWorld Orphan Drug Alliance(WODA)へ参画し、希少疾患の治療薬を日本や韓国の患者さまに届けることに貢献できればと思っている
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。