皆様こんばんは、IRヘッドの都築です。
本日11月4日(水)、AbbVie社との間で、炎症性腸疾患(IBD)を対象として開発中のNXE0033744を含むEP4受容体作動薬プログラムについて、グローバルにおける独占的なライセンス契約締結を発表しました(プレスリリース、説明資料)。また契約一時金の寄与により業績予想の修正も発表しております(プレスリリース)。以下注目ポイントを3点お伝えさせて頂けたらと思います。
1)契約一時金は1億米ドル、総額マイルストンは最大13.7億米ドル
2)AbbVieはIBD領域に高いプレゼンスを持つ
3)短期的なマイルストンにより、来期以降の業績へも貢献
1)契約一時金は1億米ドル、総額マイルストンは最大13.7億米ドル
AbbVieとのライセンス契約では、契約一時金は1億米ドル(約158億円)、総額マイルストンは最大13.7億米ドル(約2,162億円)、段階的ロイヤリティを受領します。契約一時金については、独占禁止法上のクリアランス取得などを経て本取引が年内に完了すること、および会計監査人との合意を前提として、2026年12月期第4四半期の売上収益に計上する見込みです。本契約に関しては、短期的なマイルストンを設定していることにより、来期以降の収益にも貢献するような仕組み作りをしております(日本の株式市場に合わせた形です)。
NXE0033744は、当社独自のNxWave™創薬プラットフォームを活用して創製された経口薬候補になります。消化管局所でEP4受容体を活性化し、抗炎症作用に加え、腸のバリア機能の維持や粘膜の修復を促すことを目指しており、既存治療とは異なる作用機序となる可能性があります。
2)AbbVieはIBD領域に高いプレゼンスを持つ
今回の契約では、パートナーであるAbbVieが、IBD領域で豊富な開発・販売実績を有していることにも大きな意義があります。同社は、潰瘍性大腸炎やクローン病に対してスキリージ®やリンヴォック®などの治療薬を展開する、IBD領域の世界的な主要プレイヤーの1社です。IBD領域における企業別売上高予想では、下記に示す通りトップランクの売上ポテンシャルを秘めており、販売活動含めた安心感もあると考えております。
3)短期的なマイルストンにより、来期以降の業績へも貢献
契約一時金により26/12期は業績予想の修正で示す通り、従来予想の上限値に修正させて頂きました。今回の契約では短期的なマイルストンも設定しており、来期以降の業績にも貢献するような設定としております。
今後の注目カタリストとしては、引き続き新規導出(GPR52作動薬等)に加え、2027年下期にはM4作動薬DireclidineのP3試験結果、OX2R作動薬ORX750のP2/3試験結果等が控えております。特にP3試験結果が2本出てくる可能性があるという点で、2027年が最重要の年となると思います。
引き続きよろしくお願い申し上げます。

