CamNTFは、バイオテクノロジーの研究開発において、ケンブリッジの産学連携を促進するために設立されたフォーラムです。
2019年2月13日にSosei Heptares主催で開催されたイベントでは、Stacey
Southall博士(Sosei
Heptares)、Pamela
Williams博士(Astex
Pharmaceuticals)およびノーベル賞受賞者のRichard
Henderson教授(MRC-LMB)によるプレゼンテーションが行われました。
今回のイベントは、クライオ電子顕微鏡(CryoEM)にフォーカスしたものです。
CryoEMは、Sosei
HeptaresがGタンパク質共役受容体(GPCR)の構造解析を行う際に使用するものです。
CryoEMを活用している企業はまだ多くはなく、Sosei
Heptaresが業界をリードしています。
イベントでは、Hederson教授によるCryoEM のトレンドに関する基調講演がなされ、Williams博士からは、業界における構造ベース創薬(SBDD)の実務上の課題について講演がなされました。
最後にSouthall博士より、Sosei HeptaresのGPCRを標的としたSBDDにおける独自のStaR技術の重要性、GPCRの構造解析にCryoEMを使用する際の課題、およびCryoEMをSBDDワークフローへ統合するに当たってStaR技術がいかに重要かについて説明がなされました。