みなさんこんにちは。CFOの野村です。
本日、3Q決算を発表しました。詳細な数字は決算短信(参考)をご覧いただきたいのですが、売上高86億円(前年同期は36億円)、営業赤字6億円(前年同期は42億円の赤字)となりました。3Qでは主にニューロクライン社のからのマイルストン30百万ドル(参考)と、アッヴィ社との新規の戦略的提携に伴う契約一時金40百万ドルの一部(参考)が計上されました。尚、アッヴィ社の契約一時金は、今年の4Q、また来年以降にも継続的に計上される予定です。
また、3Q決算と同時にMiNA社について約18億円の減損を発表しました(参考)。これは年初からの世界的なバイオセクターを含めたグロース株の下落(S&P Biotechnology Indexで約30%)が未上場の企業評価にも波及している点、また、MiNA社の現状を踏まえた会計上の処理になります。会計上の処理ですので、我々から現金の支払いなどはありません。また、先月の10月をもってMiNA社は当社の持分法での連結対象から除外されましたので、今後はPLの持分法による投資損益は発生しません(3Qまでで7.6億円発生)。
3Q(7-9月)には、ニューロクライン社のNBI-1117568のPh2試験のIND受理、アッヴィ社との新規提携、ファイザー社のGLP-1作動薬の進展など、我々の事業にとって本質的にとても意味のある進展がありました。今年も残すところ2か月を切りましたが、気を抜くことなく、着実に事業を前進させて参ります。
今後とも、どうぞよろしくお願いします!