7月13日、当社グループの株式会社そーせいは、富士フィルム富山化学株式会社との共催による「オラビ®錠口腔用50mg新発売記念講演会」を東京・日本橋にて開催いたしました。
「オラビ®錠口腔用50mg」は、口腔咽頭カンジダ症の治療薬として、2011年5月に日本における独占開発販売権を取得後、2018年9月国内医薬品製造販売承認を取得し、2019年2月4日に国内発売を開始しております。
本講演会では、JR東京総合病院院長・髙戸 毅先生に総司会を務めていただき、株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 代表取締役社長執行役員・畠 賢一郎氏による再生・細胞療法の可能性についての興味深いご講演に始まり、オラビ®錠のオリジネーターであるVectans社CMOのStefan Lempereur氏よりオラビ®の創薬・開発にかかわる深い歴史と開発の背景を語っていただきました。また、特別講演として中央大学 文学部 教授・社会学者の山田昌弘先生をお迎えし、少子高齢化社会における現代日本の結婚事情についてお話しいただきました。
講演会を通して髙戸先生は、口腔咽頭カンジダ症の治療には薬剤が口腔内に持続的に分布しなければならないが、ミコナゾールを24時間にわたり持続放出できるオラビ®錠は画期的な新薬であり、患者さまにとって治療の大きな可能性をもたらし得るということを熱心に語られていました。
三連休初日にもかかわらず、200名を超える医療関係者の皆様にご参加いただき、熱気に満ちた2時間の講演会となりました。
「オラビ®錠」について