みなさんこんにちは。
IR&コーポレートストラテジー部長の野村です。
本日の10時から株主総会を約1時間半開催させていただき、決議事項の「取締役6名選任の件」は原案のとおり承認可決されました。議決権を行使いただいた株主の皆様、ご来場いただいた株主の皆様、どうもありがとうございました。このような環境下ですのでご来場を控えていただいた株主様も多く、約30名の株主様にお越しいただきましたが、最大300名収容可能な会場でしたので十分に距離が取ることができました。また、2日後の26日には「投資家向けオンライン説明会」を予定しております。今回、ご来場が難しかった皆様も、是非ご参加いただければと思います。
一方で、総会では20問以上の活発な質疑をいただきました。こちらの内容は明日以降に改めてブログではなく、ホームページに公開させていただく予定です。総会に関連した資料として、本日は以下をアップロードしています。
・第31回定時株主総会 資料
・第31回定時株主総会 動画
・第31回定時株主総会決議ご通知
総会資料では、決算説明会資料から主にムスカリンプログラムとESG関連のスライドを追加しました。ムスカリンプログラムは年初のJ.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンス以降、複数の提携候補先とコンタクトしていることもあり、今回追加した以上の詳細をお示しできない点が心苦しいのですが、本スライドをもって進捗のご報告とさせていただければ幸いです。ポイントとしては、2021年内にムスカリンプログラムの導出を目指す点、また期待が高まっているM4作動薬は2022年上半期のPhase2試験開始に向け、投資を加速していく点になります。尚、M1作動薬について2021年内に優先的に開発するプログラムを決定させる点は今年の1月5日の発表資料から方針の変更はありませんが、こちらも着実に進める予定です。
また、ESG関連のスライドではサステナビリティレポートの内容から、「創薬産業の効率化」にライセンス金額ランキングを追記しました。これは某証券会社の方から最近教えていただき、我々もEvaluatePharmaという製薬・バイオで有名なデータベースを使って自社で調べたところ、2015年以降の我々のライセンス金額の総計は、世界の全製薬・バイオ企業の中で第7位という結果でした(ちなみにトップ3は、1位:アストラゼネカ、2位:第一三共、3位:Ionis Pharmaceuticals、という順番でした)。あくまでデータベースの数字なこと、また総計の中でも大きいムスカリンプログラムは返還されたことは割り引いて考える必要はありますが、我々が非常に価値の高く、効率的な創薬エンジンを持っていることを感じていただければありがたいです。尚、もう一枚追加させていただいた「ESGにおける3つの要諦」は特にCEOの田村が口頭で本音を述べていますので、ご興味があれば動画と合わせてご覧いただければと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いします!